【投資の勉強】アセットアロケーションを作成してみよう!
以前、「お金を寝かせて増やしなさい」を読み、インデックス投資について勉強しました。
アセットアロケーション(資産配分)を考えようとしていたのですが、「でもまだ20代だし、リスクを大きくとって資産を増やして問題ないよなあ」という悪魔の囁きにより米国株式一本で進めてきていました。
ですが、このまま考えずに進めていたら、30代40代になってもなんとなーく投資をしてそうな自分が目に浮かぶので、そのアセットアロケーションを採用するかはともかく、本に沿って考えてみることにしました。
ざっと書いてるので、詳しいことは冒頭に挙げた本や著者のブログを是非ご覧になってください。
① 家計の把握し、生活防衛資金を設定する
家計簿をつけているし、家計の把握はバッチリです。
生活防衛資金は、なにが起ころうが自分や家族の生活を守れる資金のことだそうで、私が緊急用生活費と言って貯めていたお金でした。
以前ブログも拝読していたので、第一段階はOKです。
② リスク許容度を知る
面倒くさがって考えていなかったので、ここからスタートです!
定期預金等と違って元本保証でないため、損失することは十二分に考えられます。
そして資産が増えることも考えられます。
私は一体、投資での損失をどの程度までなら受け入れられるか?を計算して決めていきます。
100万円を投資したとして、最大でいくら損失しても耐えられるか?というと本音はビタイチ減らしたくありませんが、そんなんじゃ大して増えもしませんからね。
最悪の事態が起こった場合の損失額を計算する式がこれです!
投資金額×{期待リターンー(2×標準偏差)}=最大損失額
超初心者には期待リターンや標準偏差(リスク)がいくつなど分かりません。
ファンドの海のツール(http://guide.fund-no-umi.com/tools/aa.html)を使います。
投資金額を入力すると色々計算してくれる強力なお供です。
試しに、世界各国の株式時価総額と同じ比率で資産配分を作るという「世界市場ポートフォリオ」で計算してみます。
国内株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1だそうなので、
こんな感じになりました。
先ほどの計算式にあてはめると
100万×{5.41%-(2×18.96%)}
=100万×(5.41%-37.92%)
=100万×-32.51%
=-32万5,100円 が最大損失額です!
おお…計算できてしまった…感動する。やってみると意外と簡単。
高い…そんなリスクは耐えきれない…という場合は債券を入れるとよいそう。
100万投資したら最悪32万なくなっちゃうかもしれないアセットアロケーションが上記のものってことですね。
私は現在米国株一本ですから、これより更にリスクが高くなっているのかな?
100%先進国ってことになるので、ツールに入力してみると
期待リターン5%、リスク(標準偏差)は19.59%でした。
つまり…34万1800円を最大で損失するので、やっぱりリスクが高いですね。
しかもリターンは下がっているといるという…なんてことか。
最大いくら損失しても許せるかは、完璧に自分との相談ですが
この場合は最大で24万6200円の損失。だいぶ減りますね。
こうして計算するのは面白いですが、アセットアロケーションは決めるまでが本当に大変ですね…。
もう少しリスクを取ってもいいですが、大体似たような数字でしょう。
アセットアロケーション(仮)完成です!
なんだかんだ時間をかけて作りましたが、これ使うかな?
債券は買ってもいいんですが、定期預金の利率が高いのあるしな…と思うと悩みます。でも一度入れちゃえば楽なんですよね~。手間がかからないのが一番。
新興国株式はつみたてNISAで少額買ってみようかな。
iDeCoはつみたてNISAに比べると、国民年金基金連合会が関係してるからか積立額の変更も書面でやり取りしないといけないし、手続きが面倒そうなんですよね。
つみたてNISAならネットでポチっとやるだけなので、変更しやすいです。
こんな感じで悩んでしまっているのですが、アセットアロケーションの作り方は分かりました。
この調子で気になったことへの理解を深めていけば、納得いく答えも出るでしょう。
やっぱり暫くはリスクをとって、先進国(というか米国)重視で投資していくので何も変わっていないのですが、こういうことは考えるのが大事ですからね。
次はつみたてNISAとiDeCoのことを調べてみようかな。